日本語関連の学校 in メルボルン|メルボルンで子育てするなら知っておきたい学校リスト!

メルボルンの生活

こんにちは!

海外子育てをしている中で、子どもたちと日本語を繋ぐ場って、どんなところがあるのでしょうか?

いわゆる学校がその一つであると思います。

そこで、メルボルンにある日本語関連の学校についてまとめてみました。

メルボルンに住んでいる場合、日本語に触れることができる様々な学校があります!

 

土曜校(日本語補習校)

いわゆる、土曜日に通う学校です。日系の子どもたちの多くは、平日は現地の学校に通って、土曜日だけ土曜校に通うというスタイルが多いです。駐在など、一時滞在の子どもたちも多く通っています。

2021年現在、2校あります。どちらも、幼稚園からあり、4歳から通うことができます。

メルボルン国際日本語学校 Melbourne International School of Japanese (MISJ)

日本政府から認可を受けた日本語補習授業校です。メルボルン東部オークリーにあります。1986年に設立され、2016年には30周年となりました。幼稚園年中組から高等部まで13学年ある大きな学校です。

(参考:  https://misj.org.au/ )

 

メルボルン補習校 The Japanese Saturday College of Melbourne (JSC)

2011年に、メルボルン地域の待機園児・児童の問題が深刻となり、設立されました。メルボルン南部サンドリンガムにあります。幼稚園・小学校・中学校の連携を重視した一貫指導が目標となっています。

(参考: https://www.jsc-mel.com/)

 

英語と日本語で行われる平日の学校

バイリンガルの公立の小学校はビクトリア州に11校あるそうで、そのうちの2校が日本語のバイリンガル校(小学校)です。

バイリンガルの学校は、大体イマージョン教育をしています。公立でバイリンガルの学校があるなんて、日本ではあまり考えられれないように思いますが、オーストラリアは本当に様々なバックグラウンドの人が住んでいるので、それほど違和感もないです。

 

日本語のバイリンガル校は、日本のバックグラウンドがある子どもたちが、沢山通っているようですが、たまたま学区に住んでいる子どもたちも多く通っています。

 

ハンティングデール小学校 Huntingdale Primary School

メルボルン東部にある、ハンティングデール小学校では、1997年からバイリンガル教育が始まりました。ファンデーションから3年生まで、50%が英語、50%が日本語で授業が行われ、4−6年生では、英語で算数や読み書きの時間の他に、日本語の読み書き、日本語での科学や人文学の探究があります。また、実技系の教科も日本語であるそうです。

(参考:https://huntingdaleps.vic.edu.au/)

 

コーフィールド小学校  Caulfield Primary School

 

メルボルン南部にあるコーフィールド小学校は1997年から始まりました。多くの子供たちは、9−10年生レベルの日本語読み書き、スピーキング力となって卒業していくそうです。

コーフィールド小学校の生徒は、一週間のうち、12時間を英語で、12時間を日本語で学んでいます。その内訳は、以下のとおりです。

  • リテラシー12時間(英語8時間、日本語4時間)
  • 算数5時間(日本語)
  • 理科・社会3時間(英語)
  • 体育1時間(英語)
  • ビジュアルアート1時間(日本語)
  • パフォーミングアート1時間(日本語)
  • 図書(日本語)

 

カリキュラムの半分を日本語で学んでいますが、他の公立小学校同様、すべてにヴィクトリア州のカリキュラムを採用しています。

 

(引用:https://www.caulfieldps.vic.edu.au/)

 

また、公立の学校は、小学校から外国語の授業があります。バイリンガルでない学校でも、外国語の授業が日本語の学校はたくさんあります。

日本語のみで行われる平日の学校

メルボルン日本人学校 The Japanese School of Melbourne (JSM)

 

元々、駐在のお子さんを教育する日本の学校として設立されました。日本の教育内容に沿ったカリキュラムなので、小学校では英語の授業はほとんどないようです。

日本語を伸ばしたい現地の子も入ることができます。公立学校ではないので、ある程度学費を支払うようです。少人数で教育を受けているので、きめ細かな指導を受けられそうですね。

 

土曜日や平日の放課後に行われるビクトリア州による語学学校

Victorian School of Languages (VSL)

 

ビクトリア州が運営している、語学学校です。外国語を学びたいけど、小学校などで、学べない人のために作られました。

例えば、日本語を学びたいけど、地元の小学校や中高学校(セカンダリー)の外国語が日本語ではない人向けのプログラムです。

 

日本語は、Parkville, Altona North, Blackburn, Glen Waverley, Doncaster etcにある学校で行われています。

 

現時点では、40もの言語があり、13000人の人が、対面授業を受けています。また、遠隔授業も行われていて、そこでは約1400人の人が学んでいるようです。こんなにも多くの言語の授業があり、そして、何よりも学費が良心的なので、誰でもどこからでもお金をあまりかけることなく、学べることが魅力です。

 

 

大学

メルボルンは大学の数自体が少ないのですが、2021年時点では、4つの大学において、日本語のプログラムがあります。もちろん、日本語を学んだことがない初心者向けのクラスもありますが、日本文学など日本語で学ぶ科目もあり、日本語だけでなく日本文化などをより深く学びたい学生には興味深い科目がたくさんあります。

モナッシュ大学 Monash University

メルボルン大学 The University of Melbourne

RMIT大学 RMIT University

ラトローブ大学 La Trobe University

その他語学学校

日本人のお母さん達が集まるプレイグループや、日本語の幼児教室、ファミリーデイケア、大人が日本語を学べる学校など沢山あります。こちらについても、また紹介したいと思います。

まとめ

こうして、見てみると、メルボルンは、結構充実した日本語教育が展開されているように思います。家庭の中だけでなく、外における日本語強化もできるように思います。こんなにも恵まれた状況ならば、余計にバイリンガル子育てに気合いが入りますね。笑

 

移民が多い国ではありますが、多様化を受け入れ、サポートしてくれるシステムであることは、日本語教育を見ていても、そう感じずにはいられません。懐深しなオーストラリアです。日本とはまた違った良さがありなと、まとめながら思いました!

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